2023年12月31日日曜日

2023年展覧会ベスト5


年末恒例の、展覧会マイベスト5を発表します!

今年はわりと悩まずに、すんなり選ぶことができました。鑑賞した時点で「これは今年のベストに入る!」と直感する展覧会が複数あったものですから。

以下、例によって順位は付けず、鑑賞した順に記載していきます。

2023年12月26日火曜日

10月と12月に鑑賞した展覧会


10月と12月に鑑賞した展覧会を振り返ります。宮城県美術館が休館中のため、すべて県外への遠征となりました。10月に東京で6展、12月は福島です。

10月の遠征で思ったこととして、まず1日4展のハシゴはきつい。規模の小さい展覧会を混ぜれば時間的には入りますが、集中力が続きません。それから東京駅は大きすぎ、人大杉で疲れます。今回はアーティゾンから始めてステーションギャラリーで終るスケジュールにしたので東京駅を利用しましたが、次からは上野にしよう。

2023年12月18日月曜日

国際文通週間の切手

今年もマキシマムカードを作成しました。仙台中央に行って来ても良かったのですが、今まで東京で作ってきたので統一したくなって東京中央に郵頼です。

20231006_国際文通週間

一昨年までは日本橋郵便局に郵頼していたのですが、昨年から日本橋局での郵頼がなくなってしまい、東京中央一択に。「仙台中央」よりはまだ「お江戸」感があるかなとは思うものの、やはり日本橋と比べるとイマイチなので、来年からはどうしよう。

それより問題は切手の種類です!

2023年12月10日日曜日

秋マキシ

12月になってしまいましたが、「秋のグリーティング切手」で作成したマキシマムカードをご紹介。もう全部ポスクロで送りました。

Passing Autumn Autumn Deer

Autumn Squirrel Autumn Hedgehog

2023年11月18日土曜日

6月と8月に鑑賞した展覧会


本業で忙しくしている間に、展覧会の振り返りも4月で止まっていました。6月から8月までまとめて振り返ります……と言っても、ほとんど6月。7月は忙しくて鑑賞できませんでした。

2023年10月13日金曜日

「マキシマムカード」の定義とは:その2

本業が忙しくて間があいてしまいましたが、「マキシマムカード」の定義について、続きを書いていこうと思います。今回は、海外での定義について。


2023年9月2日土曜日

「マキシマムカード」の定義とは:その1

前回、夏をテーマにしたマキシマムカードをいくつかご紹介しました。マキシマムカードの作成が趣味でーす、とか言っておきながら何ですが、実は定義を厳密に把握していないということが最近わかってきたので、今回はその定義について少し考えてみたいと思います。

Moomin Letter Campaign 2

2023年7月23日日曜日

夏マキシ

ポスクロ用に夏柄のマキシマムカードも作りました。

まずは、5月に発売された「自然の風景」シリーズから。このシリーズは今回で3回目ですが、毎年違う季節をテーマにしているので発売時期がばらばら。2月に昨年度の春景色が出たばかりなので「あれ、また?」と思ってしまいました。季節のグリーティング切手が春夏秋冬それぞれにあるので、こちらは別に季節を統一しなくて良くない?

でもヒマワリ切手とハト印が可愛かったのでマキシマムカードを作ってきました。

Sunflower and Giraffes   River and Waterfall

2023年7月16日日曜日

2023年7月11日火曜日

東京20区という選挙区

びっくりしました。先週7月6日発売の、いわゆる「文春砲」

週刊文春 2023年 7/13 号

開いてみると、こんなですよ。


岸田内閣の官房副長官・木原誠二氏については、今までも愛人や隠し子をめぐるスキャンダルが報じられてきて、その時はまぁ、プライベートなことだしな……と遠巻きに見ていました。しかし夫人が殺人事件の重要参考人となると、ただごとではありません。TwitterのTLが「ざわついている」感じにつられて買ってきてしまいました。

でも記事を読んでみると、事件が起きたのは2006年のこと。ご結婚前の話なので、木原さんは直接関係ないですね。警察に圧力をかけたようにも読み取れません。夫人のご家族が警察官だったとういことで、むしろ警察のお仲間擁護(米国ドラマでよくいう「Blue Wall」)が問題ではないのかと思いました。

【追記:上記の記述は7月13日号の第1弾に関するものです。続報はあまりチェックしていません】

それはそれとして、木原氏の選挙区は東京20区で、昨年まで私が住んでいた東大和市もここに入っています。全国ニュースで取り上げられることはあまりなかったと思いますが、でもけっこう面白い選挙区だった(過去形)んですよ。

この選挙区で投票することはもうないでしょうから、今回の件をきっかけに記憶をたどってみることにしました。以降、事件についての記載はありませんので、ご了承くださいね。

2023年7月1日土曜日

2023年切手趣味週間の切手でマキシマムカードを作成

お久しぶりです。気がついたら一度も更新しないまま6月が終わっていました。なーぜーだー!

というわけで今更感がありますが、4月に作成した切手趣味週間のマキシマムカードをご紹介。今年の切手は《婦女遊楽図屏風(松浦屏風)》と《舞踊図屏風》から。昨年に続いて「過去の切手趣味週間に採用した」作品の再利用となっています。これは何かの記念とかじゃなく、復活シリーズとして続いていきそうですね。来年は何だろう。

でも、ということは2020年までの琳派シリーズはもう終了ということでしょうか。光琳が2回登場したり、海外に収蔵されている其一の屏風があったりする一方で抱一がいないという、少々不満の残るシリーズでした。

さて、今年の切手趣味週間でもマキシマムカードを作成しました。切手の図柄、見たことがあるなぁと思ったら、両方とも4年前にサントリー美術館で展示されていましたね。

 ■ 遊びの流儀 遊楽図の系譜

2023年5月27日土曜日

スープストックトーキョーについてもう少し:その3

スープストックトーキョー(以下「SST」)に関するあれこれ。今回が最後です。SSTの公式サイトは少々不親切ではないか? ということについて。

SSTは好きなお店ですが、実は過去に一度「見捨てられた!」と思ったことがあります。離乳食騒動ではなく、スタンプカードが終了してアプリに切り替わった時。その頃使っていたのが年代物のスマホで、OSが古すぎてアプリが入らなかったのです。さっさと機種変しろよって話なんですが、その後コロナ禍が始まり、引っ越しで忙しくなったりということもあって足が遠のいていました。で、昨年ようやく機種変更してアプリを入れたので、エスパル仙台の地下にあるお店に行って来ました。

2023年5月24日水曜日

スープストックトーキョーについてもう少し:その2

前回に続いてスープストックトーキョー(以下「SST」)の話ですが、その前に記事をひとつリンクしておきます。この話題、すっかり終わったと思っていたのですが、タイミングが良いのか悪いのか、前回更新した翌日、プレジデントウーマンに次のような記事が公開されました。

 ■ これはバリキャリ女性にはきつい…スープストックの「離乳食無料提供」が炎上した一番の原因(千田有紀)

前回にも登場した社会学者の千田有紀さんですね。「ライフステージ」という言葉に違和感を感じたのは私だけじゃなかったみたいです。それ以外の部分は、私バリキャリじゃないし別に……って感じ。お店の雰囲気や炎上過程についても違う印象を持っています。

さて本題です。騒動の後、SSTの客層やお店の雰囲気は変わったのでしょうか?

先週行きましたが「別に変わってない」と思いました。ただコロナ5類移行後だったので、カウンター席の透明な仕切りが撤去されており、開放感が増しているという変化はありましたけど。いつものように注文していつものようにいただきました。沖縄食材のスープとカレー美味しかったよ。ゴーヤーが柔らかくて全然苦くなかった!

2023年5月22日月曜日

スープストックトーキョーについてもう少し:その1

スープストックトーキョー(以下「SST」と略)の「炎上」について以前に書きましたが、今回はその後日談とその感想や疑問点を書いておくことにします。つらつら書いていたら長くなってしまったので、3回くらいに分けます。


まず最初は「SSTは女の吉野家なのか」問題とその周辺について。

2023年5月8日月曜日

1~3月に鑑賞した展覧会

今年に入ってから鑑賞した展覧会をまだ振り返っていなかったので、3ヶ月まとめて振り返ります。


2023年5月3日水曜日

スープストックトーキョー「炎上」事件について

今更ではありますが、スープストックトーキョー「炎上」の件について、覚書程度に書いておきたいと思います。「炎上」とカギカッコを付けたのは、通常の炎上案件とちょっと違う感じがしたので。

個人的にスープストックトーキョー(長いので以下「SST」)は好きなお店で、東京にいた時はよくランチに利用していました。今も、仙台駅のエスパルにあるお店には時々行きます(東北地方唯一の店舗!)。スープが美味しいし、短時間でさくっと食事できるし、メニューが週替わりなので「今日は何があるのかな?」という楽しみもあり、お店も気軽に入りやすい感じ。


2023年4月2日日曜日

春マキシ

今回は春のグリーティング(以下「春グリ」)切手で作成したマキシマムカードをいくつかご紹介しようと思います。ほとんどはポスクロ(ポストクロッシング)に使用したので、手元にはあまり残っていないのですが。

マキシマムカードというものに興味を持ったのは2016年ごろだったかな。最初の頃は、とにかく作るのが面白くて、切手のデザインが発表されるたびに組み合わせをあれこれ考えていました。この頃は特殊切手の発行も多かったんですよね。毎回作ったわけではなく、むしろ作らなかった切手の方が多いのですが、それでも気がつくと100枚近く作っていました。さすがに作りすぎだろうということで、次の年からはかなり量が減り、ほとんど作らなかった年もありました。

しかし最近はポスクロを再開したこともあり、マキシ作りたいブームが再燃してきた感があります。季節のグリーティング切手も、ここ数年はスルーしていましたが、「季節もの」はポスクロに使いやすいので、昨年の冬グリと今年の春グリは何枚か作りました。

2023年3月26日日曜日

道尾秀介『いけないII』

道尾秀介『いけない』、がまくら市アンソロジー『晴れた日は謎を追って』と来たら次は『いけないII』の感想を書いておかなければならないでしょう。今回はあまり内容に触れずにいきます。


2023年3月21日火曜日

特殊切手の分類方法がわからない

前回は2023年度発行の特殊切手について、予想やら感想やらを書きました。

ここで一つ気になっていることがあります……それは、切手の分類基準。


2023年3月12日日曜日

2023年度の特殊切手

道尾作品の感想がまだ1冊残っていますが、気分を変えてこちらを先に書くことにします。毎年年末には発表されている、来年度の特殊切手発行計画。


2023(令和5)年度特殊切手発行計画(日本郵便ニュースリリース)

来年度発行予定として現在決まっているものは26種類。ここ数年で最も少ない数ですね。私の記憶では2016年頃が最も多く「乱発しすぎではないか」という声もあったほど。その頃は50種類近く発表されていました。さすがに多すぎるということになったのか、その後少しずつ減少し、最近は35種類ぐらいに落ち着いていたと思います。

で、来年度の26種。

2023年2月22日水曜日

がまくら市事件

前回は、道尾秀介著『いけない』の感想を書きました。で、この本についていろいろ検索するうちに、1章の成立過程がわかりました。

1章「弓投げの崖を見てはいけない」(以下「弓投げ」)は、2010年に出版された『蝦蟇倉市事件<1>』という短編集に収録されています。<1>があるからには<2>があるわけですが、この2冊は現在文庫化され、下記のように改題されています。


2023年2月4日土曜日

道尾秀介『いけない』

読んだ本の感想です。読んでからもう2ヶ月以上経つのですが、感想を書きたいのになかなかまとまらないという厄介な本でした。


興味はあるけどまだ読んでいないという方は、この先をいっさい読まない方が良いかもしれません。途中まではできるだけネタバレせず、後半からネタバレありで感想を書こうと思っていますが、本書に関しては「~というタイプの作品です」ということ自体、知らない方が良いかもしれないので。

よろしいですか?

2023年1月1日日曜日

新年@2023

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。


元日は、義父の家に行く以外は予定もないので自宅で過ごします。仙台といえば初売りが有名ですが、特に行く予定はないですね~。だって寒いし。

これから、お正月恒例の手帳の引継ぎに取り掛かります。今年はフランクリン・プランナー・オーガナイザーに初挑戦するのですが、はたしてちゃんと使えるのでしょうか。

「大吉原展」その2・展示感想編

東京藝術大学大学美術館で開催中の「大吉原展」について。開催前の炎上騒動については前回詳しく書きました。今回は展示内容についての感想です。 その前に、大事なことなので前回の注意事項を繰り返しておきます。 図録は大きくて重い。東京新聞のサイトから通販可 ひととおり見る...