10月1日から郵便料金が改定になりました。9月ギリギリまで郵頼していた方も多いと思います。私は8月くらいで郵頼を一段落させ、仙台市内の郵便局を少しずつ訪問していました。マキシマムカードを作っているうちに、風景印自体にも興味が出てきたので、風景印を集めつつ、そのモチーフになっている建物やモニュメントなども探して写真に撮っています。
まぁでも9月前半まではやはり暑くて!少し涼しくなったと思ったら今度はお天気がイマイチな日が多く、思ったほどあまり行けなかったのですが、今後も新料金で集めていきたいと思います。
さて、9月までにいろいろ「駆け込み郵頼」したわけですが、今回は2019~2023年度にかけて発行された特殊切手「美術の世界」で作成したものをご紹介します。
以前にも書きましたが、このシリーズはどうもタイミングが悪く、初日のハト印によるマキシマムカードはほとんど作成できていません。第5集(白)だけは何とか作成できたのですが。
美術作品だからポストカードも入手しやすいだろうと思っていましたが、意外と見つかりませんね。そして消印も、特に西洋絵画は難しいです。というわけで「ぴんと来ないなぁ」と思って放置していましたが、値上げ前に作れるだけ作ってしまおう! ということでやってみました。
第1集:青
2019年度の第1集は、初期コロナ禍の2020年3月に発行されました。この頃はコロナに気を取られていたし、マキシ制作にもあまり熱心でなかったので、発行されたことも気づいていなかったくらいです。当然初日の押印にも行けなくて(そもそも押印会場やっていたんだろうか?)完全に出遅れてしまいました。
結局、このシリーズでは黒田清輝の《湖畔》のみ作成しました。
明治30年に描かれた作品で、箱根の芦ノ湖と対岸の山を背景に、後に清輝の妻となる金子たねが描かれています。というわけで、箱根の山と芦ノ湖を描いた箱根町の風景印で作成。
モネの《睡蓮》は国立西洋美術館の切手で作成したので今回はもういいかな、と思いスルー決定。
第2集:赤
この時も初日押印は逃してしまいました(会場が時短になっていたのに気づかず、行った時はもう終了…)。
美術シリーズの中ではこの「赤」がいちばんの豊作! 風景印だけで3枚作成できました。
モネの《しゃくやくの花園》には、小野小町としゃくやくを描いた横堀郵便局(秋田)の風景印を合わせました。絵の上の方に描かれた屋根(?)と市女笠の形が何となく似ていて楽しい。
第3集:緑
この時も初日押印では作成できず、魁夷の《道》のみ風景印で作成しました。この作品が描かれた場所に近い青森県の種差郵便局の風景印です。実際の取材場所には記念碑が立てられているそうです。
第4集:黄
発行された2022年8月は引っ越しの準備で忙しく、切手を買いに行く暇もありませんでした。後から通販したのですが、結局ピンとくる風景印も見つからず、黄色では作成できませんでした。まぁゴッホのひまわりや浜松図屏風などは63円と84円の両方あるので、そのうち2枚貼りで作成できるかもしれません。
第5集:白
ここでシリーズ完結になってしまったようですが、ここでようやく初日マキシ作成に成功!
ポンポンのシロクマも応挙のわんこも可愛い!
でもその他の切手では結局作成できませんでした。雪とかピアノとか、モチーフ的には使えそうなものもあったのですが、やはり合わせてみると雰囲気が合わない気がして。
美術作品でのマキシマムカード、思ったより難しいです。次に同じようなシリーズが始まったら、初日のハト印を逃さないようにしたいものですね。
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