2023年12月18日月曜日

国際文通週間の切手

今年もマキシマムカードを作成しました。仙台中央に行って来ても良かったのですが、今まで東京で作ってきたので統一したくなって東京中央に郵頼です。

20231006_国際文通週間

一昨年までは日本橋郵便局に郵頼していたのですが、昨年から日本橋局での郵頼がなくなってしまい、東京中央一択に。「仙台中央」よりはまだ「お江戸」感があるかなとは思うものの、やはり日本橋と比べるとイマイチなので、来年からはどうしよう。

それより問題は切手の種類です!

国際文通週間なので、昨年までは航空便料金用の4種類(ハガキ用の70円、世界各地域向けの封書90円、110円、130円)と、差額用の7円切手が出ていました。

で、今年の10月から航空便の料金が改定され、地域の区分も変わり、ハガキは100円、封書は120円、140円、160円になりました。国際文通週間の切手はどうなるのかなと思っていたら、何と160円の一種類のみ!

100円など他の料金は普通切手があるのでそれを使えということなんでしょうかねー。しかし差額用(16円または37円)くらいは出ると思っていましたが!それも出ないとは少々がっかりです。寂しい。

とはいえ、マキシマムカード作成という観点から見ると、良いこともあります。

今までは切手が5種類ですから、特印のデザインに含まれない切手が複数あったのです。たとえば2017年は広重の「東海道五十三次」から府中・御油・嶋田と、花鳥画の切手が発行されました。特印は手押しが花鳥画の花、機械印が「御油」のデザインでしたから、御油は良いのですが他の2つは消印だけデザインが違っちゃっているのですよ。

東海道五拾三次之内・御油 (Goyu in 53 Stations in Tokaido)

東海道五拾三次之内・府中 (Fuchu in 53 Stations in Tokaido) 東海道五拾三次之内・嶋田 (Shimada in 53 Stations in Tokaido)

なので、東海道がコンプリートして北斎のシリーズに変わってからはもう、印と同じ切手の分だけ郵頼しよう!と決めていました。昨年も、御殿山の不二だけ作って他の2枚はスルーです。ポストカードはセット買いしているので、切手とペアにしていったん待機。

でも、もし来年以降も1種類だけならば、今後発行されるすべての切手でマキシマムカードが作れるということになりますよね。時間はかかりますが。

ただし、今後郵便料金が改定されて普通切手の額面が変わるというようなことがあれば(このご時世なので可能性は高そう)、どうなるかはわかりません。

【追記】タイミングが良いのか悪いのか、記事を公開した数時間後にこんなニュースがありました。

郵便 手紙とはがきを値上げの方針 実施なら30年ぶり 総務省

郵便の利用の減少が続くなか、総務省は、手紙とはがきの値上げを行う方針を示し、審議会での議論が始まりました。方針案では手紙は84円から110円となり、実施されれば30年ぶりの値上げとなります。<中略>
また、重さ50グラム以下の手紙は今の94円から110円に、はがきは63円を85円にそれぞれ値上げする方針で、レターパックや速達なども値上げを検討するとしています。(記事本文より)


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