2024年8月10日土曜日

美術作品の切手で作るマキシマムカード (1)

「郵便料金値上げ前にマキシマムカードを作ろう」キャンペーン絶賛開催中です。

私が作成するのは主に、美術作品をテーマにしたものなので、「国宝シリーズ」や「美術の世界シリーズ」などの切手を使ってマッチングを考えて、関連のある風景印や小型印を郵頼しています。また、「ご当地」ものとして宮城県の切手も購入したので、街歩きも兼ねて仙台市内の郵便局も少しずつですが訪問しています。東京より多少マシとはいえ仙台も暑いですが、値上げ前に作れるだけ作りたいですね。

で、美術マキシの方は、85円未満の切手での作成がだいたい一段落したので、少しずつですがここでご紹介していきたいと思います。

まず、2012年発行の「東京国立近代美術館開館60周年・京都国立近代美術館開館50周年」切手から。

この中で、松園の《母子》だけは以前にマキシマムカードを作成しています。「切手の博物館」で3年前に開催された「絵画切手展」で、小型印を押してもらいました。

これは切手・ポスカ・消印がばっちり決まって押印もとても美しくて気に入っています。

でもその他がイマイチなんですよねー。

ポストカードはわりと簡単に入手できました。上段・中段の五作品は、所蔵する東京国立近代美術館のミュージアムショップで売っています。下半分にある京都の方は、四作品のうち《窓辺読書》と《花の習作》を京都便利堂さんで通販できました。

でも消印はどうしよう???

悩んだすえ、清方の《三遊亭円朝像》だけ風景印で作成することにしました。

湯島四郵便局です。円朝の生まれた場所がだいたいこの辺りなのと、絵柄の「江戸っぽさ」で決めました。切手と消印、もう少し中央に寄せた方がバランス的に良かったかな。まいっか。

その他はどうも絵柄を合わせ辛くて……。劉生の《切通之写生》は現在の代々木あたりの風景らしいのですが、周辺の風景印がどれもピンとこない。あきらめて「ポストカード+おそろいの切手」としてポストクロッシングで使いました。

麦僊の《湯女》は切手が2枚あり、南薫造の《少女》は「美術の世界」シリーズに同じ作品の切手があるので、この2つはとりあえず保留。2枚貼れば値上げ後でもチャンスがありますからね。

《窓辺読書》と《花の習作》も、無理にマキシ化せずこのまま普通に使おうと思っています。

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