7~8月は仕事が忙しかったのと東京都の感染爆発の影響で、美術館めぐりもあまりできませんでした。2ヶ月まとめて振り返ります。
特別展「聖徳太子と法隆寺」(東京国立博物館)
『日出処の天子』で予習しておいた展覧会。こちらは聖徳太子にまつわる品々や像、法隆寺の宝物などの展示で、正直あまり「王子感」はありませんが、勉強になりました。
特別企画 「イスラーム王朝とムスリムの世界」(東京国立博物館)
上記の聖徳太子展と同じ日に、東洋館の地下で見てきました。イスラームと一口に言っても時代・地域ともに広すぎるのですが、その守備範囲の広さを感じさせる展示でした。
「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」 (東京国立博物館)
東博が続きます!奈良県・聖林寺の国宝「十一面観音菩薩立像」の貴重な東京出張でした。平成館の特別展に慣れていると、本館の特別室は小さく感じますね(汗
「ざわつく日本美術」(サントリー美術館)
最初にチラシを見た時「なんだコレは!?」と度肝を抜かれました。普段は見えないような能面の裏、掛け軸に仕立てられた《三十六歌仙》が絵巻だった時代の姿の再現、箱と蓋を別々に展示するなど、面白い仕掛けがたくさん。
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