2026年になりました。新しい年、いかがお過ごしでしょうか。
新年第1弾は昨年の話題になってしまいましたが(そういえば昨年1月もそうでした)、2025年に鑑賞した展覧会のベスト5を決めてみました。年内に決められなくて、お正月の間にゆっくりと考えていました。来年もそうなるかも。
例年通り順番は付けず、見た順に記載していきます。
生誕190年記念 豊原国周(太田記念美術館)
国周の展覧会って珍しいですよね。でもずっと前に見た気がして探してみたら、2015年に太田記念美術館で「芳年と国周」展、明治大学博物館で「『明治の写楽』豊原国周の世界」を見ていました。ちょうど10年前なので「生誕180年」だったんですね。国周は明治になってもずっと江戸時代からの技法で役者絵を描き続けた人、と思っていましたが、今回の展覧会では洋風の風俗や近代的な写実描写の作品もあり、国周もやはり明治の時代を生きていたんだ!ということがわかりました。
ヒルマ・アフ・クリント展(東京国立近代美術館)
抽象表現のパイオニアという宣伝文句が目立っていましたが、神智学・人智学との関連の方に興味を惹かれました。神秘主義的といっても、19世紀当時は現代とは立ち位置が少々異なるように思います。現代より、自然科学に近い位置にあったのではないでしょうか。
オディロン・ルドン ―光の夢、影の輝き(パナソニック汐留美術館)
ルドンの展覧会は、展示室があまり大きくない、小ぢんまりとした空間の方が合っている気がします。数年前に見た三菱一号館のも良かったですが、今回も会場のサイズが親密感を醸し出していた気がします。ルドン作品は初期のモノクロ版画が好きですが、カラーも良いですね。
未知なる世界と出会う(渋谷公園通りギャラリー)
とっても楽しみにしていた展覧会。マッジ・ギルやスコッティ・ウィルソンという古典的アール・ブリュット作品とともに現代の作品が展示されていました。ゲストキュレーター、ギルバートさんの講演も勉強になりました。
江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ(千葉市美術館)
大河ドラマ「べらぼう」の主人公・蔦屋重三郎を取り上げた展覧会は、東京国立博物館のも鑑賞しましたが、内容としては千葉市美の方が好きかな。当時の文化人の交流関係や出版文化を丁寧に紹介していた内容が良かったと思います。
以上です。次点として、石巻博物館で鑑賞した「アルフォンス・ミュシャ展」を挙げておきたいと思います。ルドン展とどちらにするか、最後まで迷いました。
さて2026年はどのような展覧会に出会えるでしょうか。大ゴッホ展「夜のカフェテラス」が福島に来るので、混雑しないうちに行って来たいと思います。
今年もパワフルな作品にたくさん出会えますように。

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