9月と10月に鑑賞した展覧会をまとめて振り返ります。緊急事態宣言が解除され、8月にはワクチンも2回目を接種したので、行く回数は多少増えたものの、なかなかペースは元に戻りませんね。
風景画のはじまり コローから印象派へ(SOMPO美術館)
以前は本社ビルの42階にあった美術館。新館に移転して初めて行きました。コロー作品をこれだけまとめて見たのも初めてかも!点描で描かれた珍しいドービニー作品があってびっくり。
大江戸の華―武家の儀礼と商家の祭―(江戸東京博物館)
甲冑や乗り物などの武家文化と、商家の年中行事。富永稲荷の社殿の再現ぶりがすごかった。
ピーター・シスの闇と夢(練馬区立美術館)
冷戦体制下のチェコスロヴァキア(当時)に生まれ、80年代にアメリカに亡命した絵本作家。ヨーロッパの古都プラハの持つ歴史と自由への憧れを強く感じさせる作品が印象に残りました。
印象派・光の系譜(三菱一号館美術館)
これは内覧会に参加して紹介記事を書きました。
ゴッホ展-響き合う魂 ヘレーネとフィンセント(東京都美術館)
海外から大量の作品を借りて開催される大型展覧会ということで、少々不安に思っていましたが、無事に開催されて良かったですね。クレラー=ミュラー美術館の名前は、新印象派やゴッホの展覧会でたびたび見かけてはいたものの、コレクションを築いたヘレーネ・クレラー=ミュラーについては、あまりよく知りませんでした。最近はコレクターにも焦点を当てた展覧会が増えてきたように思います。
甘美なるフランス(Bunkamuraザ・ミュージアム)
ポーラ美術館のコレクション展。印象派以降、近代のフランスを中心に、都市文化や生活を描いた作品や、「エコール・ド・パリ」作家の作品など。このブログ的には、切手に採用された作品が展示されていなかったことが少々残念ではありますが……。
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