郵便料金の値上げを前に、85円未満の切手で風景印をもらっておこうと、せっせと郵頼しております。
郵頼でマキシマムカードを作成する場合は外側に「長3」、返信用封筒に「洋2」(ハガキサイズ)あるいは「長6」を使うのが一般的かと思います。「長6」は「長3」より少し小さいので返信用封筒としてよく使われるようです。この組み合わせなら定形郵便として送れますね。
通常のハガキを使うのであればこの組み合わせで良いのですが、大型変形フォルムカードの場合は定形外になって料金も上がるし、カードの大きさに合った封筒を用意したり(これが意外に見つからない)、変形カードが折れないように厚紙を入れたりといった準備にけっこう手間がかかります。
↑このカードは、特殊切手「日本の城シリーズ」に合わせて発行されたお城のフォルムカードです。お城は風景印の題材としても定番なので、マキシマムカードには最適!と思い、2枚ほど定形外でやり取りしてみたのですが、やってみると意外に面倒だなぁと思い、しばらく作成が途切れていました。
そこで今回は、郵頼でやり取りするブツを切手と消印だけにして、戻って来たものをポストカードに貼りかえてマキシマムカードを作成するという方法をご紹介します。マキシ作成方法としては邪道かもしれませんが、変形フォルムカードを使う場合や、郵頼期限までにポストカードを入手できないような場合には有用ではないかと思います。
具体的には、まず消印を貼る紙と切手を用意し、「貼ってはがせる糊」で台紙に貼り付けます。紙の方はマスキングテープで貼った方が良かったかもしれません。
ここで使用した白い紙は、洋裁の型紙などに使うトレーシングペーパーです。片面がツルツル、その裏がザラザラになっているので、ザラザラの方を上にして貼ります。これはラベルシールの存在を知る前に買ったものなのですが、紙質的にはいまいち自信がありません。押した直後は良くても時間が経つとにじみが出るかもしれない……と、ちょっと気になっています。現在のところは大丈夫なのですが。
押印の目印として直径36ミリの丸を、トレペではなく青い台紙の方に書きました。はみ出さないように、押印用の紙は大きめに切っています(どうせ押印後に切り抜くので)。
風景印の押印用には、直径40mmの丸いラベルシール(普通紙)もよく使われます。通常はポストカードにラベルを貼り、ラベルに少しかかるように切手を貼って押印依頼するのですが、今回のように後から貼りかえたいという場合は、ラベルシールの台紙ごと切り取って使うか、あるいは剥離紙に貼るという方法が使えると思います。
さて、この大きさなら封書にしなくてもミニレター(郵便書簡)に十分入りますね。ミニレターについてはこちらをご覧ください。
はがきと同じ63円で送れて、25g以内ならシート状のものを封入できます。紙を三つ折りにすることで適度な厚みが出るので、折れ防止の厚紙もいらないと思います。返信用に自分の住所と名前を書き、台紙と依頼書と一緒に封筒(長3)に入れて送りました。
そして戻って来たのがこれ。2通一緒に出したので、上の画像と切手が違いますが気にしないでください。
これを台紙からはがして丸く切り抜き、フォルムカードにぺったん。こんな感じになりました。
この方法で「日本の城」シリーズはとりあえず完結です。これはこれで手間がかかるので方法としては微妙ですが、「こんな感じになりました」という記録として残しておきます。ここで使った切手はのり式だったので貼り替えができましたが、剥離紙+シール切手でどうなるかは未知数です。
やはりポストカードにきちんと切手を貼るのがベストですね!
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