2024年3月10日日曜日

2024年の大きな石(郵活)

今年の「大きな石」(優先して時間を使いたいこと)として構想していることがいくつかあるのですが、昨年末に飛び込んできたニュースでいったん後回しになっていました。現在の優先度としてかなり高いのはこれです。

まだ決定ではありませんが、この通りに値上げされるとしたら、今年の秋から封書は110円、そして葉書は85円になります。この85円が問題なのです。現行の封書料金84円よりも1円高い。この、この1円が憎い!

マキシマムカード作成には消印が必須なのですが、記念押印でも消印を押してもらうには最低限、はがき料金の切手が必要なのです。そして現行の特殊切手は84円と63円がほとんどですから、これらがすべて「単独では押印不可」となってしまうのです。これは大変!

もちろん、差額を貼れば押してもらえます。でも美的に微妙な感じになっちゃうんですよね。たとえばこんな感じ。

"Beauty Looking Back" by HISHIKAWA Moronobu

そのうち郵頼しよう……と思って忘れている間に消費税アップではがき料金が1円上がって63円に。増税前に作っておかなかったことが悔やまれます。

今回はそうならないよう、値上げ前に手持ちの63円と84円をできるだけ使い切ってしまおうと思います。

というわけで、年末から年始にかけて大量の郵頼をこなすぞ~~~と意気込んでいたのですが、現在はちょっと冷静になり。「あまり無理せずに行こう」という気持ちになっています。

特に「美術の世界」シリーズですね。84円と63円に同じ作品が使われているケースが多いので、この2つを並べて貼ればあと数回の値上げにも耐えられるでしょう。また無理してマキシにせず、普通にポストカード+切手として使うという選択肢もありだと思います。

そもそも、私はなぜマキシマムカードを作っているのか。それは作るのが楽しいからですよ。いろいろマッチングを考えてポストカードや風景印を探している時がいちばん楽しい。

テーマをこじつけて無理矢理マキシ化するのではなく「これだ!」と閃いたものだけを作成したいと思います。というか今年に入ってから20件近く郵頼したと思うのですが、既に少々息切れ感がw

幸か不幸か今年度も特殊切手の発行は少なめで、しかもラインナップを見た限りではマキシ化できそうなテーマが少ない。

 ■ 2024(令和6)年度特殊切手発行計画

美術の世界シリーズも昨年度で終わってしまいました。あともう1回「黒/銀」のテーマが来て完結するのかなと思っていたのですが……。今まで年3回だったキャラクター切手も本年度は2回だけ。新しく始まった「切手趣味への招待」も「未来に残したい文化」もいまいちピンと来ない感じ。

そういうわけなので。「いつか使うかも」と言って切手を溜め込むのは止めておこうと思います。必要になったら、その時に購入すれば良いでしょう(郵便局になければ切手商さんで)。

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