2024年11月17日日曜日

美術作品で作るマキシマムカード (4)

ちょっと時間があいてしまいましたが、このシリーズまだ続きます。今回は2020年に発行された「国宝シリーズ」の第1集(考古資料)と、2022年の世界遺産シリーズ第15集「北海道・北東北の縄文遺跡群」で作成したマキシマムカードです。

国宝は昭和の時代から切手のモチーフとしては定番で、シリーズ化されるのもこれで4度目です。第1集と第2集は「84円に建造物、63円に絵画/工芸品」という構成だったのですが、第3集で突然「東京国立博物館創立150年」となって両方とも絵画/工芸品(東博の収蔵品)で独占する形となり、次はどうなるんだ? と思っていたら第3集でもう終わってしまいました。切手にしてほしい国宝作品、まだたくさんあったのに残念です。国宝はポスカ率高いし風景印も多いんですよ!! 復活してほしいです。

で、この国宝シリーズ第1集と縄文遺跡も初日のハト印では作れず(コロナ禍や引っ越しでそれどころではなかった)後から少しずつポストカードを集めました。数年前に東博で縄文展がありましたが、その時に土偶のポストカードがあったはずなんですよね! 買っておかなかったことを後悔しました。

まず、国宝シリーズの考古資料から。

2024年10月13日日曜日

美術作品で作るマキシマムカード (3)

10月1日から郵便料金が改定になりました。9月ギリギリまで郵頼していた方も多いと思います。私は8月くらいで郵頼を一段落させ、仙台市内の郵便局を少しずつ訪問していました。マキシマムカードを作っているうちに、風景印自体にも興味が出てきたので、風景印を集めつつ、そのモチーフになっている建物やモニュメントなども探して写真に撮っています。

まぁでも9月前半まではやはり暑くて!少し涼しくなったと思ったら今度はお天気がイマイチな日が多く、思ったほどあまり行けなかったのですが、今後も新料金で集めていきたいと思います。

さて、9月までにいろいろ「駆け込み郵頼」したわけですが、今回は2019~2023年度にかけて発行された特殊切手「美術の世界」で作成したものをご紹介します。

以前にも書きましたが、このシリーズはどうもタイミングが悪く、初日のハト印によるマキシマムカードはほとんど作成できていません。第5集(白)だけは何とか作成できたのですが。

美術作品だからポストカードも入手しやすいだろうと思っていましたが、意外と見つかりませんね。そして消印も、特に西洋絵画は難しいです。というわけで「ぴんと来ないなぁ」と思って放置していましたが、値上げ前に作れるだけ作ってしまおう! ということでやってみました。

2024年9月30日月曜日

自民党と立憲民主党

代表選挙と総裁選挙が終わりましたね。もうすぐ新しい内閣が発足し、即解散となりそうな情勢です(9月30日現在)。3年前の第1次岸田内閣もあっという間でしたが、第1次石破内閣はそれよりさらに短くなるようです(総選挙の後は第2次内閣になるので)。

さて、そういうわけで最近読んで面白かった政治の本をご紹介します。まずは23日に新代表が決まった立憲民主党の方から。

出版されたのは昨年ですがようやく読めました。この1年の間にもいろいろありましたが、これからは、さらにいろいろありますね。

2024年8月31日土曜日

5月~6月に鑑賞した展覧会


2024年5月から6月に鑑賞した展覧会を振り返ります。5月末に、滋賀県で美術館を回って来ました。

アール・ブリュットが好きと言いつつ、滋賀県の美術館に一度も行っていなかったので、今年こそは! と思っていました。こういうのは「そのうち……」と思いながら結局行けないことが多いのですが、たまたま関西に行く用事ができたので、そういうことなら日程を合わせよう!! ということになりました。

滋賀県は障がい者の表現活動について先駆的な取り組みを行ってきた歴史があり、県立美術館ではここ数年アール・ブリュット作品を収蔵しています。障がいのある方による作品がアール・ブリュット、というわけでは必ずしもないのですが、現代日本では事実上ほぼイコールな感じです(このあたりの用語の使い方についてもちょっとまとめておきたい)。


仙台市博物館再開館記念祭企画展「こりゃ めでたい」
改修工事で長らくお休みしていた仙台市博物館がようやくリニューアルオープンしたので、初訪問。レプリカに触ったり遊んだりできる体験型要素のある展覧会でした。

BorderlineボーダレスアートミュージアムNO-MA
:古民家を改修した小さな展示スペースに可愛い作品が馴染んでいて、親密な空間を作っていました。

つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人(滋賀県立美術館)
2010年にフランスで開催された「アール・ブリュット・ジャポネ」展に出品された作品群。保管していた日本財団から滋賀県立美術館に寄贈されたものが公開されました。2010年のこの展覧会も重要ですね。

みずのき美術館コレクション展2024「瓶と魚」
タイトルどおり、「瓶」と「魚」をモチーフにした作品が展示されていました。障がい者支援施設「みずのき」の絵画教室では絵画制作に関してかなり本格的な教育が行われていたということですが、確かに本格的というか「プロっぽい」作品がありました。

没後30年 木下佳通代
新しくオープンした大阪中之島美術館を初訪問。木下佳通代さん、不勉強で今回初めて知りました。作品の根っこにある哲学的な世界観を記したノートなど資料展示も充実していました。抽象画の大作はすごい迫力。

印象派 モネからアメリカへ(郡山市立美術館)
東京都美術館でも開催されていましたが、混雑していると聞いて福島への巡回を待っていました。フランスとアメリカの自然への接し方の違いなど面白かったです。


関西遠征では西宮にあるアンネのバラの教会も見学させていただきました。これについても改めて書いておきたいなぁと思います。久しぶりに阪急電車に乗ったのも懐かしく楽しかった!


2024年8月17日土曜日

美術作品で作るマキシマムカード (2)

前回に続いて、美術作品で作成したマキシマムカードをご紹介します。

今回は、2017年発行の「世界遺産シリーズ第10集 ル・コルビュジエの建築作品」です。これは複数の国にまたがる遺産群で、日本では東京・上野にある国立西洋美術館が入っています。

世界遺産といえば、佐渡金山がようやく登録されるようです。ということは、来年の特殊切手が1つ決まりましたね。

2024年8月10日土曜日

美術作品で作るマキシマムカード (1)

「郵便料金値上げ前にマキシマムカードを作ろう」キャンペーン絶賛開催中です。

私が作成するのは主に、美術作品をテーマにしたものなので、「国宝シリーズ」や「美術の世界シリーズ」などの切手を使ってマッチングを考えて、関連のある風景印や小型印を郵頼しています。また、「ご当地」ものとして宮城県の切手も購入したので、街歩きも兼ねて仙台市内の郵便局も少しずつですが訪問しています。東京より多少マシとはいえ仙台も暑いですが、値上げ前に作れるだけ作りたいですね。

で、美術マキシの方は、85円未満の切手での作成がだいたい一段落したので、少しずつですがここでご紹介していきたいと思います。

まず、2012年発行の「東京国立近代美術館開館60周年・京都国立近代美術館開館50周年」切手から。

美術作品で作るマキシマムカード (4)

ちょっと時間があいてしまいましたが、このシリーズまだ続きます。今回は2020年に発行された「国宝シリーズ」の第1集(考古資料)と、2022年の世界遺産シリーズ第15集「北海道・北東北の縄文遺跡群」で作成したマキシマムカードです。 国宝は昭和の時代から切手のモチーフとしては定番で、...