前回は現在使っている手帳をご紹介しました。今までに比べて手作り部分が多くなっているのですが、今回はその考え方の基になった本をいくつかご紹介しようと思います。
まず前回、バレットジャーナルの手法を一部取り入れていると書いたのでバレットジャーナルについて。まずはやはりご本家ですよね。
今年からAmazonのリンクでは書影を付けられなくなったので、楽天ブックスのリンクを追加しました。Amazonはテキストリンクのみ載せています。
考案者キャロルさんの著作だけあって、単にハウツーを並べただけではなく、ノート術を徐々に形成していった経緯も詳しく書かれていて読みごたえがありました。ただしキャロルさんの人生観みたいな記述(マインドフルネスとか)にかなりのページ数が費やされていて、ここは要不要の評価が分かれるところかなと思います。私はどちらかというと不要派なのですが、「なぜこういう形式にするのか」という根っこの部分がわかりやすくなるという点では、あった方が良いのかもしれません。
書き方の説明だけで十分だという方には、もうちょっとコンパクトな本も出ています。私が読んだのは↓これですが、他にも何冊かあったと思います。バレットジャーナルをとりあえず始めてみたい、という方にはちょうど良いボリュームではないでしょうか。
Bullet Journal を「バレットジャーナル」と表記することについては、いろいろ批判もあります(発音からいうと「ブレット」「ビュレット」の方が近い)。上に挙げた公式本でも最初の方に
Bulletの表記は「ブレット/ブリット/ビュレット/バレット」など、いろいろあるが、すでに「バレットジャーナル」が一般的に広く使用されていることから、本書では「バレット」と表記する。
という注意書きがあります。公式でもこう書いているので「バレット」を使うことにしましょう。Studioを「スタジオ」と呼ぶような感じですかね。略語のBuJoは「ブジョ」で良いの?
さて、バレットジャーナルは「タスクの箇条書き」がメインなわけですが、このタスクを管理する方法としてお勧めしたいのがGTD (Getting Things Done)です。私が読んだのはご本家だけですが、これが面白かった!
何が良いかというと、具体的な「手順書」になっているところです。場所を確保して使用する文具類を用意する、という準備作業から始めて、何をどのように行っていくのか、という手順が細かく書かれていて、しかもそれが楽しそうなのです。実際にやってみたいと思わせるところがすごいなぁ。人生哲学的な部分も、あるっちゃあるのですがそんなに長くないし。
前回読んでからかなり時間が経っているので、再読してToDoの「棚卸し」をしなくちゃ……と思っています。今これを書いているのも、そのための準備というかNext actionの一環だったりします。
そして、集中力を高めて効率アップするための手法として「ポモドーロ・テクニック」という手法を取り入れています。
こちらはですね、詳しくは本を読んでいただくとして、ざっくり説明すると「25分間集中して作業+5分休憩」というサイクルを繰り返すという方法です……って、タイトルにそう書いてありますね。ただ私は25分間の作業を「15分×2回」にして、途中で一度腰を伸ばすようにしています。何年か前にギックリ腰をやっちゃったので。
最近は「タイパ」(タイムパフォーマンス)や「時短」という言葉も流行り、とにかく時間効率の良さが注目されている感があります。短時間で手早くできるというのは良いことですが、それで余った時間をどうするのか?ということも考えておかなければなりません。コスパなら余ったお金を貯めておけますが、タイパはそうはいかないので。
こんなところです。何か参考になることがあれば嬉しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿