2021年7月4日日曜日

1月~3月に鑑賞した展覧会

しばらくブログを書く余裕がありませんでしたが、そろそろ復活します。目標として週イチくらいでペースで更新したいと思っているのですが、どうなりますか。

まずは1月から3月にかけて鑑賞した展覧会を振り返ります。


■1月、2月

東京は新年早々に緊急事態宣言。今年は恒例の「美術初もうで」も自粛してしまいました。美術館は開館していましたが、2月までは仕事が忙しかったこともあり、ほとんど行けず…。確定申告の期限が1ヶ月延長されて助かりました。

結局鑑賞したのは江戸東京博物館の「古代エジプト展 天地創造の神話」だけでした。内容は面白かったです!古代エジプトというと「ピラミッド、ツタンカーメン、クレオパトラ」の3つが人気だそうですが、今回のテーマは神話。古代エジプトというと古すぎて、存在自体が神話の印象とかぶってしまうことがあるのですが、エジプトにもちゃんと天地創造の神話があり、エジプトの気候や文化と強い関連があります。世界の終わりまで記されているんですね。

もうひとつ、太田記念美術館の「和装男子」展は行けなかったので、代わりにnoteでオンライン展覧会を購入しました。展覧会のような体験ができるわけではありませんが、行けない時の代替としては「あり」かなと思っています。このオンライン展覧会については、別の記事でまとめて書きたいと思います。


■3月

3月に入り時間が取れるようになったので、緊急事態宣言までは週イチのペースで鑑賞できました。

ミティラー美術館コレクション展(たばこと塩の博物館)
インドの民俗絵画や工芸品のコレクション。人々の暮らしや祝祭を描いた身近なものから、世界観を凝縮した作品まで。展示されていた「上弦の月を喰べる獅子」という作品タイトル、どこかで聞いたことがあると思ったら、夢枕獏の小説にありましたね(読んでないけど)。

没後30年記念 笠松紫浪 ―最後の新版画(太田記念美術館)
最近注目を集めている「新版画」。江戸から明治になり、衰退する浮世絵の後継のように制作された木版画です。外国人向けの「お土産」として好まれたため、これまで日本では半ば忘れられた存在になっていました。

開催前にチラシを見て「なんてマニアックな」と思いましたが、行ってみると近代の風景の移り変わりや「こんなところに電線が!」みたいな発見が面白かったです。川瀬巴水は電柱を描くが吉田博は描かない、という作家のこだわりが見えたり。

サブタイトルに「ビジュアルコミュニケーションは可能か?」とあるように、デザインの美的要素だけでなく「伝え方」や社会/戦争との関わりに注目した内容。本館に20世紀前半、新館に後半の作品があり、インテリアと作品がマッチしていた点も良かったと思います。

「室内」をモチーフとした版画、ということで、これも実際に行ってみるまでどういうコンセプトなのだろうと思っていました。鑑賞した中では、ナビ派時代の「親密な空間」としての室内が好きかな。

2021年1月1日金曜日

2020年展覧会ベスト5

いきなり昨年の話で恐縮ですが、2020年に鑑賞した展覧会のベスト5を選んでみました。例年はベスト10なのですが、何せ昨年は新型コロナウィルスのせいで鑑賞できた展覧会の数が極端に少なくなってしまいました。そんなわけで、今年は半分に絞ってベスト5です!

例によって順位はつけず鑑賞した順に。


1. ハマスホイとデンマーク絵画(東京都美術館)

北欧の風景と人々の暮らし。ハマスホイが描き出す不思議な空間、独特の雰囲気がありました。イブニングレクチャーにも行きたかったのですが、コロナで中止に。

2. ロンドン・ナショナル・ギャラリー展(国立西洋美術館)

開催直前に感染拡大で美術館が休館になってしまい、開催が危ぶまれていましたが、無事に開催されて良かったです。作品の搬入と展示は完了していて、ロンドンへも返すに返せない状況だったと思うので、遅くなっても見ることはきっとできる!と信じて待っていました。

メインビジュアルになっているゴッホの《ひまわり》が注目されていた感じですが、私は《聖エミディウスを伴う受胎告知》とゴーガンの《花瓶の花》が良かったと思いました。

3. ピーター・ドイグ展(東京国立近代美術館)

これも2日ぐらい開催した後で休館になってしまいましたが、会期が延長されて無事に鑑賞できました。透明感のある色遣い、絵の中に入っていけそうな空間の広がりが印象に残りました。

4. あるがままのアート(東京藝術大学大学美術館)

今年はアール・ブリュットの展覧会をいくつか鑑賞したので、代表でこれを選びました。アール・ブリュットといえば、従来の定義では「正式な美術教育を受けていない」という条件が入っていたと思いますが(現代では必ずしもそうではないみたい)、その展覧会が美術教育の総本山的な東京藝大で開催される、という所に意味があるように思います。

5. 日本美術の裏の裏(サントリー美術館)

サントリー美術館リニューアル・オープン記念展の第二弾。「生活の中の美」「暮らしを彩る美術品」という切り口で、何と展示室の中に和室のような空間を創ってしまうという方法にびっくり。そして《洛中洛外図》の展示方法にもびっくり。ですが、これが本来の「使い方」なんだなと納得させられました。


次点:

式場隆三郎 腦室反射鏡(練馬区立美術館)

有名で名前はよく見かけるのに、まとまった業績や経歴を知る機会がありませんでした。思った以上に多岐にわたる分野で活動されていたのですね。

1894Visions ルドン、ロートレック展(三菱一号館美術館)

1894年は旧三菱一号館が建設された年。表題のルドンとロートレックを中心に、その時代に活躍した画家の作品を集めた展覧会。時代の雰囲気が感じられました。


さて今年はどんな作品に出会えるのでしょうか。現時点ではカラヴァッジョの《キリストの埋葬》、モネの《かささぎ》には絶対に会いに行きたいと思っています。コンスタブル展とグランマ・モーゼス展も楽しみ。


日経おとなのOFF 2021年 絶対に見逃せない美術展(日経トレンディ2021年1月号増刊)


新年@2021

 あけましておめでとうございます。

新年早々ですが、Bloggerに引っ越しました。

こちらでも、よろしくお願い致します。

今回、過去ログは引き継いでいません。いずれサイトの方に、アーカイブのような形で残しておこうかなと考えています。


Amajeto Game: Hotel Autumn

今週は2020年9月に公開された「Amajeto Hotel: Autumn」をプレイしてみます。 Hotel Autumn ※iPhone+Sarafiではリンク先がNot Foundになります。Android向けにはアプリがいくつかあるようなので探してみてください...