最近はマキシマムカードをなかなか作成できていませんでしたが、3月の「切手趣味への招待」では、久しぶりに初日印で作成したのでご紹介します。
実は、このシリーズで初日印を頂いたのは初めてです。今までもミュシャとかフェルメールとか、興味を惹かれる切手は出ていたのですが、やはり額面500円を記念押印に使うのはちょっと……心理的に抵抗感がありました。
郵便局窓口へ行けば、他の切手に押してもらうこともできるのですが、ちょっと忙しかったりして結局行けずじまいでした。発行枚数もすごく少なくて、当日は買えないことも多いとか。
※初日押印は、郵頼だと「その時に発行される切手」でしか申し込めないのですが、窓口での押印は、手持ちの古い切手でも85円以上なら押してもらえます。
しかし今回の切手は(個人的に優先度の高い)浮世絵で、しかも発行される3種のうち1種は2022年の「切手趣味週間」で発行されたものと同じ、北斎の「東海道品川御殿山ノ不二」ではありませんか!だったらそれを使えば良いじゃーん、ということで仙台中央郵便局へ行って来ました。
今回の切手は小金井、御殿場、京都の桜を描いた北斎と広重の浮世絵。ハト印のデザインが「御殿山ノ不二」と広重の「江戸近郊八景之内 小金井橋夕照」だったので、同じデザインのものを1枚ずつ、いただきものとコンビニ印刷(著作権フリーの画像)で用意しましたが、もう1枚ずつ市販の別作品でも作ることにしました。
広重の印には「名所江戸百景」から桜つながりで《上野清水堂》、北斎の印には歌川豊広《御殿山の花見図》を合わせました。なぜこの作品かというと、場所が同じ御殿山だから。江戸時代は桜の名所でしたが、幕末にお台場を作るために削られてしまいました。豊広の作品は実物を見たことがあるような気がします(東博の所蔵なので)。
北斎の印はデザインがマニアックですね。こういう印はたいてい作品の一部をクローズアップしたデザインになっていて、広重の富士山はわかりやすいのですが、北斎のおじさんたちは「どこだ?」としばらく探してようやく左下の隅の方で発見。個人的には右側で扇子を持って踊っているおじさんたちも良いと思います。
それにしても、この「切手趣味への招待」はコンセプトがいまいちピンとこないシリーズです。
最初は2022年度と23年度にフランスのお城や市街をモチーフにした切手が単発で発行され、24年からはシリーズ化されました。美術作品や建築などをモチーフにして特殊印刷技術を用いており、それ自体が芸術作品ともいえる美しい切手に仕上がっているらしい(実物を見たことはない)のですが、発行枚数が少ないうえに額面が500円で、コレクション以外の使い道が思いつきません。
いったい誰をどこへ「招待」しているんですか?コレクションだけが「切手趣味」ですか?
……と思っていましたが、いま確認のために切手の画像をよく見てみると「Invitation to Stamp Collecting Series」とシートに書いてありました。ということなら日本語の方も「切手収集への招待」とするべきでは?切手趣味は収集だけではないでしょう。
切手は好きですが「収集」には興味がないので、8月の「第4集」も多分スルーすると思います。

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